今回は星座のモデルとなったギリシャ神話においての超重要人物「ゼウス」についてお話しします。
「ゼウス」は星座のエピソードにとてもよく登場します!ゼウスを避けて星座を理解することの方が難しいです。
知っておくことで、エピソードにより愛着を持てたり、「またゼウスが絡んでるじゃないか」とツッコミをいれたり、ゼウスを通して星座をより身近に感じれるようになります。
<ギリシャ神話とゼウス>
ご存知のとおり、星座はギリシャ神話のエピソードを星に当てはめて定められています。
そしてこのギリシャ神話は、多くの神様が登場します。
ゼウスは、その中でも全知全能の最高神です。つまり一番偉い神様です。人間の形をしているとされ、像も建てられていたりします。
<ゼウスの人物像>
ではどんな神様なのか?というと、一言でいうなら「破天荒」です。
自分の住むオリュポンス(ギリシャにある最高峰の山)の山頂の宮殿から頻繁に下界(人の住まうところ)を見下ろして、妻の目を盗んでは降りてきて大小さまざまな事件を起こします。
非常に浮気症で(息子や娘は相当な数)トラブルメーカーの神様です。
ですがそれによって生まれたエピソードは面白いものが多くあります。
例えば、あのディズニーでもモデルとして登場する英雄「ヘラクレス」。彼は実はゼウスの子供です。ゼウスと人間と間に生まれ、半分神様の血が入っているため能力も高く英雄になりました。
また、ゼウス座という星座はありませんが、ゼウスが事件を起こすときに動物に化けて、その姿が星座になっているものはいくつもあります(白鳥座、大熊座など)。
破天荒ですが、おひつじ座のエピソードのように情に厚い面ももっており、よく笑い、すぐに感動したり、良い意味で人間的で、豪快で、魅力にあふれた神様であることは間違いありません。
非常に多くの星座で直接的、間接的に登場するため、各星座のエピソードを見るときはどこかにゼウスの影がないか探してみるのも面白いですよ。
(ゼウスの活躍(?)の詳細はぜひ各星座のエピソード記事でお楽しみください)
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